人生色々と(28)ー動物園(10)

再びそれを押切って、
展示物を有効利用する事にしました。

動物の頭骨を自由に触れて、
雨に当っても標本が劣化しないようなケースを、
業者に頼んで作製し、

食性により歯の形が違う事を、
触ってもらって感じてもらったり、

動物舎前に手作りの解説書をつけたりしました。

そして、
トナカイは、オスもメスも頭に角をつけています。

特にオスの角は、
左右あわせて3-5kgもあり、
毎年生え変わります。

その角の重さを体験してもらう為に、
トナカイの角の付いた帽子を作って、
自由に被れる様にして展示もしました。

ちなみに、トナカイという和名は、
アイヌ語の「トゥナカイ」(tunakay) 、
または「トゥナッカイ」(tunaxkay)に由来するそうです。

でも、現在アイヌの人たちが住んでいる北海道には、
トナカイは生息していません。

トナカイは樺太には、生息しているので、
ソ連が占領する前の樺太に住んでいたアイヌの人たちが、
そう呼んでいたそうです。

間宮林蔵が、北海道を探検した時に、
「トナカヒ」と言う動物が樺太に、
住んでいると現地の人から聞いてから、
トナカイという名称が日本に広まったそうです。

そして、
来園してもらって事を感謝して、

色々な鳥の羽を加工して作った栞や
自分が書いた動物のイラストのタオルやTシャツなどを、
市民の皆様に配りました。

他にも展示方法や動物園の活用法など
画期的なアイデアが色々と沢山ありましたが、
ほとんど実現せずに終わりました。

現在では、理解ある園長に代わり、
普通に無料で情報誌配布や観察会を行っています。

そして…秋田への観光客が増える前に、
動物園を辞めることになりました。

でも、旭山動物園のように
観光客が大量に増えても大変だったので、
落着いて見れる今位の集客数が丁度いいと思います。

しかし…、(続く)
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント