オーストラリア旅行記14-アデレード(1)

アデレードに着いてすぐに宿探しをはじめました。
しばらく歩いていると、居酒屋の2Fで
B&B(朝食と宿泊セット)があると聞いて
そこに泊まることにした。

街に出てカンガルー島で2泊するツアーを
見つけて申し込んだ。

夜、暇だったので、
近くのビリヤードのある
居酒屋でビールを1人で飲んでいると、
初老の白人男性が話しかけてきた。

「戦争の時、日本軍野郎にやられて、
片眼が無くなってしまった。」と言って
突然男性が、自分の目玉(義眼)を取り出して
机の上に置いた。

沈黙が流れ、険悪な雰囲気になった。

第二次世界大戦の時、オーストラリアと
日本軍が戦ったのは知っていたが…、

日本語で対処するのも難しいのに、
英語で対応するには?

どう対処するかを考えながら、
そのまま静かな時間が過ぎた時、
ビートルズのイエスタディが店内に流れてきた。

男性が小さな声で口ずさんだ。
そこだ!と思い、「ビートルズ最高!」
と言って一緒に口ずさんだ。

ビートルズのアルバムも何枚か持っているし、
聞きかじりのビートルズ談義をしているうちに、
次第に話が盛り上がり、

大好きな歌手の
ロッド・スチュワート、
スティーヴ・ペリー、

そして、さらにギターリストの
ラリー・カルトン、リー・リトナー、
アール・クルーなどについて語っていると、

男性はだんだん乗ってきて、
「よし、日本人野郎ビリヤードで対決だ。」
と言い出した。
「自分は全くビリヤードが出来ません。」と言っても
男性は勝手に試合をはじめた。

一方的に試合は負けたが、
険悪な雰囲気は無くなり、
負けたのに、ビールをおごってくれた。

歌は世界共通の物だ。
凄いと感じた。

次の日、動物園と植物園に行くことにした。
実習はメルボルン、タロンガ動物園でする
予定なので、
アデレード動物園では見学のみにした。

草食獣で緑を保つのは大変だが、
草が沢山生えていて良い感じだった。
アデレード動物園3

肉食獣の便はあまり植物には良くないが、
草が群生していて、良い感じだった。
アデレード動物園2

余談になるが、
動物園に勤務していた時、動物の糞と植物の関係を、
調べたのだが、
植物が育たないのは魚食をする鳥などの糞。
むしろ、枯れた。

良いのは草食獣の糞。
中でも、1番植物が育ったのが、ゾウの糞だった。

とにかく緑が多く、豊かな気分になれる動物園だった。
植物園も見ごたえがあり良かった。

宿に戻り、「カンガルー島に行くが、
荷物は最小限の物を持っていくので、
戻ってくるまで、荷物を預けていきます。
3日後に戻ってくるので、
またシングルルームをお願いします。」
と部屋を予約し、
荷物に英語の辞書が入っているのを確認し、
安心してカンガルー島に向かった。(続く)
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