人生色々と(16)ー保健所(1)

保健所に異動して、しばらくは、
自分が日本で初めて見つけた病気や

ペンギンの採血は少し練習が必要なので、
その方法とコツについてなど…

色々な質問が、何回か全国の動物園・水族館から、
保健所に電話が来ました。

でも、資料は全て動物園に置いてきたし、

保健所以外の事を考える余裕も無い位、
ものすごく忙しかったので、

動物園に電話して下さいと話をしました。

その後は、
保健所業務に没頭しました。

新しく出来た秋田市の保健所の定員数は、
国の官僚が決めてきました。

秋田市役所が保健所を持つまでは、

秋田県庁が秋田市内に保健所を持っていたのですが、

保健所には、事務、薬剤師、保健婦、
そして、獣医師等色々な職種の人がいました。

秋田市内の獣医部門の業務は、
獣医師が10人で行っていました。

でも、国の官僚は、
事務と薬剤師と保健婦は多数必要だが、

獣医部門の業務を軽く考え、
1人でも出来ると考え、
獣医師は自分だけでした。

で…、官僚に、
「今まで獣医師10人がやってきた業務を、
何故、1人で出来ると思うのか?」と聞いたところ、

業務内容と勤務時間と人数を計算した結果、
効率化すれば、1人でも可能で、
人件費も安くなるという結果だったそうです。

普通に考えると、
無理な気がしましたが、

お偉いさんが計算してくれたので、
まあ、そのような物かと考え、
それを信じて業務をしました。

でも、実際、1人で業務をやってみると、
机の上とは違い、
当然無理だったので、

TV番組の「踊る大走査線」のセリフの通り、

「事件は会議室で起きてるんじゃない!
現場で起きてるんだ!」と言いました。(続く)
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コメント

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No title

いや、まったくその通りだ〜!

まさに机上の空論ですね。