人生色々と(10)ー水族館(1)

国家試験の合格を、
松島水族館に連絡したところ、
「緊急にしてもらいたいことがあります。
住む所も探しておいたので、
すぐに来て下さい。」と言われました。

荷物もあまり無かったので、
連絡したその日に引越し手続きをしました。
そして、数日後には、
松島水族館で勤務していましました。

そのため、卒業式には参加できませんでした。

ちなみに、卒業式と言えば、
高校の卒業式は朝寝坊して、
参加できませんでした。

水族館での緊急業務については、
ますます話が長くなるので、
気が向いた時に…

水族館の職員は、優秀で優しく、
魚や海獣類の生態や飼育方法、考え方など
色々な事を教えてもらいました。
また、色々な事も経験させてもらい有意義でした。

役職のない現場職員は、
交替で、夜勤がありました。

水族館のレストランで、
夕食の特注豪華メニューをつくってもらい、

全職員が帰った後、全館消灯してから、
ゆっくりと食事を食べて、

そして、深夜まで、暗くて静まり返った水族館を、
動物に異常がないか、不審者がいないか、
水温、水の循環システムなどの
機械の調子は大丈夫か等を、

驚かさないように静かに、
1人で懐中電灯と、
不審者対策用の武器を持って、
決まった時間に何回も巡回するのです。

ただし、
ラッコとパンダイルカは神経質なので、
懐中電灯の光を消して見回りました。

ちなみに、パンダイルカの展示場の消灯は、
驚かさないように、少しづつ水銀灯の光の照度を、
下げて暗くしていました。

そして、早朝に動物達の冷凍された食事を解凍するのです。

暗くて静かな水族館に1人でいるのは雰囲気があり良かったです。

昼間では見ることの出来ない夜間のイルカの行動、
魚たちやクラゲなどの生態を何時間でも観察できたし、
とても素敵な時間でした。

でも、やはり深夜の水族館、
面白い事から恐怖体験や不思議な事まで、
色々な事がありました。
その話も気が向いたら…

そして、しばらくたった頃、
ペンギンの生態調査の為、
南極に行く話が出てきました。

以前、水族館職員が、
パンダイルカの件で、南米に行った時は、
ものすごく長期滞在だったので、
大変だったと聞いていました。

南極に長期滞在はきついと感じました。
だから、行くという返事をしませんでした。
結局、自分が退職してから、
南極に行ったそうです。
ブリザードで荷物が飛ばされたりなど、
やはり大変だったそうです。

そしてある時、
緊急で知りたい獣医学情報があったので、
ある有名な水族館の獣医さんに、
電話をしました。

すると…(続く)
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