オーストラリア旅行記21-メルボルン(2)

 次の日、二日酔いになっていた。
ぼやけた頭で考えて、今日は動物園に挨拶に行くだけにして、
実習はやめて、観光しようと考えた。

宿のフロントで、オレンジジュースを買って飲みながら、
動物が好きなら野生のペンギンを見るフィリップ島観光を
するべきだと言われ、予約した。
夕方に出発するというので、他にも観光名所はと聞くと、
美術館、博物館、旧監獄などを言ってきたので、全部観光することにした。

まずは、メルボルン動物園に電車で行くことにした。
動物園の入口で「明日から実習でお世話になるものですが、
挨拶に来ました。」と言った。
すると、映画俳優みたいな渋い顔の白人男性が「手紙は見たよ。
明日から実習だね。」と言った。男性は園長だった。
この時のための土産として、日本から折紙のしおりを持っていたので、
「明日からよろしくお願いします。」と言って園長に渡した。

「ありがとう、でも明日から3ヶ月休暇で、アフリカに行くし、
今日は午後からサーフィンをする為休むが、話は通しておくから。」と
言ってくれた。
園長がサーフィン…文化の違いを感じた。

その後、美術館、博物館、旧監獄、植物園を周ることにした。

何故か全ての入口で、日本人の団体客の後ろに並んだ。
入場券を買おうとするが、団体客と間違えられ、
係員から遅れないようにしてくれ、
と言われたので、「個人客ですので、お金を払います。」と言ったが、
係員からフリー、ハリー(無料だから急いで行け)と言われて入場させてくれた。

全て素晴らしかったが、時間が無いので駆け足で見た。
美術館は素晴らしい作品が沢山あり、ゆっくりと見たかった。
博物館の蜂の生態展示は良かった。
旧監獄は周りも、中も寂しかった。
植物園は、無料で、雰囲気が良かった。
駆け足で見たが、心が落着いた。

そして、フィリップ島観光の時間が来たので、
集合場所に行った。
バスに乗込み、
最初に小さな動物園に行った。

そこはお客さんが動物に餌をやり体験が出来る所だった。
餌やりを見ながら、ここの獣医は大変かもと思った。

日本の動物園水族館では月曜日病という特有の病気がある。
それは、日曜日に沢山お客さんが来るので、
当然沢山のお菓子などを、動物達がもらうことになる。
そうすると、月曜日にお腹を壊すことになる。
だから月曜日病と言うのである。

ここの動物園は毎日沢山の観光客が来るので、
毎日が月曜日病だ!と感じた。

そして、次はペンギンを見るためにフィリップ島に着いた。
ペンギンを見るためのスタジアムが砂浜に設置されていた。
暗くなり、ペンギンの群れが海から戻ってくるのを待った。
写真を撮ろうと思い、望遠レンズなどを持っていったが、
撮影は禁止されていた。
ペンギンは群れの全員が海から戻ってくるまでは
自分達の巣に戻らないとガイドが言っていた。

スタジアムでも、ペンギンの行進は見れたが、
もっと近くで見たかった。

スタジアムから出て、道を歩いていると
カンガルー島で鍛えた眼力で
ペンギンの巣は次々に見つけることが出来た。

ペンギンの博物館に立ち寄り宿に戻った。
宿に戻り、フロントでオレンジジュースを買って
「フィリップ島観光を紹介してくれてありがとう」
とお礼を言って寝た。(続く)
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