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プーちゃんの癌の話

いつも、元気で、人懐っこく、
食欲の良いワンちゃんのプーちゃん。
尿が、赤いと言って診察に来ました。

エコーで見ると、膀胱内に影が…。
膀胱造影をしてみると…やはり、膀胱の腫瘍の疑いが強い。
病理診断を兼ねて、手術で膀胱を切開しました。
すると、大きな塊が…。
その怪しい部分を病理検査にまわしました。

結果は、膀胱の癌。
腫瘍は、大きく広がり、予後はあまり良くありません。

抗癌剤は高価で、副作用もあります。
癌に勝つ可能性もあるが、
負ける可能性もあります。
だから、あきらめる飼主様もあります。

でも、プーちゃんの飼主様は
「プーちゃんなら食欲もあり、元気なので大丈夫。」ということで、
癌と戦う事を決心しました。

その後、何回も再発し、何回も手術、抗癌剤を行いました。

その結果、何年も元気で、癌も落着いていました。

プーちゃんは、いい子で、
いつも、診察時には元気をもらっていました。

しかし、飼主さんが東京に引っ越すことになりました。
東京でプーちゃんは、元気だったのですが、
一応、癌ということで、
癌専門医のいる動物病院に行かれました。

その病院で「膀胱の癌で数年以上
元気で生きているはずがない。
おそらく、膀胱の癌ではないでしょう。」
と言われたそうです。

そして、その病院で再検査する事になったそうです。

結果、やはり癌でした。

その癌専門医から「ビックリした。
何事も文献に書いてあるだけではありませんね。」との電話があり、

自分も「文献が全てではない事は、多いですよね。
プーちゃんは、良い経過でビックリしていました。」と話しました。

ただし、その後やはり再発し、尿にまで癌細胞が出てきて、
現在、抗癌剤を続けているとの連絡がありました。

膀胱の癌…、手強い相手ですが、
プーちゃんなら大丈夫でしょう。
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プロフィール

スナフキン

Author:スナフキン
福岡生まれで、
大阪育ち。

長年、
水族館・動物園に
獣医として勤務。

短期間だが、
犬猫行政、
食品衛生業務も勤務し、

その間、
犬猫のしつけを勉強。

その後、長年、
沖縄・東北等の
動物病院で勤務。

現在、秋田市で
アズ動物病院を開院。

先祖は、福岡の
猫尾城主をしていました。

水族館、動物園、犬猫行政、
食品衛生業務、勤務医、
開業を経験し、
先祖が殿様という獣医は、
珍しいかもしれません。

詳しいことは動物病院HPで。

題名のとおり色んな事を
書いていく予定です。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、リンクはフリーですが、
リンクした場合、
知らせてもらえれば、
嬉しいです。

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