オーストラリア旅行記 10ーウルル(1)

 カカドゥから戻り、エアーズロック(ウルル)
に行く為、アリススプリングに向かった。
日本だと空港で、預けた荷物は空港内で受取るのだが、
アリススプリングは違った。

空港を出て、道路に面した所にワゴンがあり、
そこに預けていた荷物が無造作に置いてあった。
まあ、周囲が砂漠で、殆ど無人だから問題無いが…。

市内に向かいホテルを確保してから、
エアーズロック(ウルル)に行く為のツアーを探しに出た。
すぐに、エアーズロックツアーのポスターを見つけたので、
そのツアー会社に入った。

英語が半分位分からないまま
流れに任せているうちに
エアーズロック、マウントコナー、
マウントオルガ、キングスキャニオン等に
泊りがけで行くツアーを申し込んでいた。

詳しく下調べをしていなかったので、
エアーズロック以外にも名所があったのか…。
あまり聞いた事の無い名前の山に行くのか?
色々な所も行けるし…
まあ、良いかと考えたが、

エアーズロックには是非登りたいので、
登れる事を確認していると、

隣の席で同じツアーに申し込んでいる
同じ年位の黒髪を短く刈り込んだ男性がいた。
同じツアーに行くらしいので
一応挨拶することにした。

その男性はフランスから来ていて、
仕事を探しているが、見つからないので、
気分を晴らす為、エアーズロックに行くと言う。

お互いネイティブの英語ではないので、
よく通じた。

話していると、
「MRトヨタ~」と甲高い声が聞こえてきた。

見るとサングラスをつけ、
ピンク色の服と半ズボンをはいて、
バッチリきめた金髪の中年男性がいた。

「私もそのツアーに参加するの」と言っている様に聞こえた。
その男性はイギリスから来たTV関係者だと名乗った。
明らかに怪しい雰囲気が漂っていた。

「メガネ、カメラ…あら、背は高いのね。
でも、まさしくMRトヨタ。
日本人は好きではないの。まあ、よろしくね」と言った。

フランス人は小さな声で「あいつ馬鹿だぜ。気にするな。」と言った。(続く)
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