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オーストラリア旅行記22-メルボルン(3)

 翌朝、「よい日を」と言いながらフロント係が、オレンジジュースを手に笑顔で待っていた。朝食代わりに購入し「今日から動物園実習だ。」と話した。メルボルン動物園に到着すると、ゲートで待っていてくださいと言われた。すると30歳位の金髪の白人男性が来て、「今日案内するキューレーター(学芸員)です。どんな事を勉強したいですか?」と聞いてきた。「獣医学と教育普及活動です。」と答えた。「分かりました。今から低学...

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オーストラリア旅行記23-メルボルン(4)

日本だと、骨格標本はガラスケースに入って飾られているのだが、その部屋は、骨格などの標本が置かれていて、自由に触れるようになっていました。自由に触って感じてもらって関心を引き出すように、係員が話をしているとの事でした。後日、大森山動物園に勤務した時は、トナカイの角の重さを頭で感じてもらおうと、角をヘルメットに取付けて自由にかぶれるようにしたり、草食獣と肉食獣、海獣類の歯の形の違いと働きを感じてもらい...

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オーストラリア旅行記24-メルボルン(5)

講師が何かを話すと、一見突っ張った生徒も、熱心に話を聴き、質問し、全員が積極的に話しに参加していました。その後、教室を出て、サル舎前に行きレクチャーを受け、サルの特徴をジェスチャーで示したり、自然を感じて学ぶ「ネイチャーゲーム」を教えてもらったりしました。そして、学芸員の人からネイチャーゲームや動物教室の資料をもらい、色々な動物教室のやり方、動物展示の仕方などを細かく教えてもらいました。そうしてい...

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オーストラリア旅行記25-メルボルン(6)

カモノハシは、デリケートな動物なので、お客さんに見せる時間が決まっていました。それ以外は、裏で休んでいました。展示場はプールになっていて、泳ぐことが出来るのですが、展示時間が終ると、食事に釣られて裏の寝床に行きます。裏の寝床に行く通路は、車のワイパーのゴムみたいなのが、付いていて、寝床に行く途中で、カモノハシの体が水切りされて、乾燥した状態で寝床に行くのでした。通路を進むと、巣材の入った小さな箱が...

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オーストラリア旅行記26-メルボルン(7)

モモタロウさんとしばらく話しました。ひと段落したところで、飼育係の休憩室に行こうということになりました。そこには、色々な国の出身の飼育係の人達がいました。そのうちの1人の東南アジア系の人が、日本のS水族館で働いていたということでした。英語が自由に話せると世界が広がるなーと感じました。ふと、壁に目をやると、写真が沢山貼ってありました。その中に知っている顔を見つけました。日本のT動物園のN獣医でした。...

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オーストラリア旅行記27-メルボルン(8)

次の日、動物病院で研修することになりました。紹介されたのは獣医のJaneさんという金髪美人でした。後で分かったのですが、モモタロウさんの奥さんでした。その時に、アメリカの鳥の病院から、女性獣医のJenniferさんも研修に来ていました。緊張しながらの研修の為、英語のヒアリングが悪化し、その上、専門用語が多くなったので、何回も聞き直すのが面倒くさくなり紙と鉛筆を渡して、何を言っているかを図で示しても...

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オーストラリア旅行記28-メルボルン(9)

その日、いつもの様に動物園の病院に行くと、飼育係がカンガルーを運んできました。その横には、赤ちゃんカンガルーがいました。お母さんカンガルーが後足を骨折していました。その上、下顎が赤く腫れていました。緊急手術をする事になり、気管チューブ係の出番でした。骨折は手術で治りましたが、下顎は、化膿していました。カンガルー特有の病気で、その名前も「カンガルー病」という病気でした。原因は放線菌やブドウ球菌などの...

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オーストラリア旅行記29-メルボルン(10)

お母さんカンガルーは子育ては無理なので、赤ちゃんカンガルーは、人工保育となりました。カンガルーの赤ちゃんは袋の中に入っていないと、落ちつかなくなりストレスを受けうまく育たないので、布で出来た袋の中に赤ちゃんカンガルーが入れられました。その袋を渡され、首にかけて子守をする事になりました。その後は、子守をしながらの実習となりました。ちなみに昔は、人工保育のサルの赤ちゃんの育て方が分からず、何故か落着か...

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オーストラリア旅行記30-メルボルン(11)

メルボルン動物園では、1週間実習しました。その間Janeさんより、色々教えてもらいました。新しい獣医学の考えのPOMRも教えてもらいました。POMRとは、問題点をみつけ、それが、何故起こるかを理解し、その問題点を調べていく方法です。簡単には言えないのですが、病気を決めつけて診断するのではなく、すべての可能性の中から絞り込んで行くという事です。ただ、その考え方は、今までの考え方とは違っていたので、身...

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プロフィール

スナフキン

Author:スナフキン
福岡生まれで、
大阪育ち。

長年、
水族館、動物園に
獣医として勤務。

短期間だが、
犬猫行政、
食品衛生業務も勤務し、

その間、
犬猫のしつけを勉強。

その後、長年、
沖縄、東北等の
動物病院で勤務。

現在、秋田市で
アズ動物病院を開院。

先祖は、福岡の
猫尾城主をしていました。

水族館、動物園、犬猫行政、
食品衛生業務、勤務医、
開業を経験し、
先祖が殿様という獣医は、
珍しいかもしれません。

詳しいことは動物病院HPで。

題名のとおり色んな事を
書いていく予定です。

学生時代、
生物学と歴史は好きでした。

先祖が笛が得意だったのと、
子供の頃、
ピアノを習っていたので、
音楽が好きです。

水族館、動物園勤務時代、
野生動物は、
殺気を感じると、
逃げるので、
殺気を感じさせない為、
歌いながら、
治療していたので、
歌が得意になりました。

尚、リンクはフリーですが、
リンクした場合、
知らせてもらえれば、
嬉しいです。

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